【ハートのコンパス事例】介護職の私が学んだ“自分を守る”という選択

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プロフィール

私は40歳の介護福祉士です。
高齢者施設で10年以上、利用者さんに寄り添う仕事に携わってきました。
感謝の言葉をもらえることも多く、やりがいを感じながら働いてきましたが、
心のどこかでは、常に無理をしていたのかもしれません。

心の病の原因

発症のきっかけは、コロナ禍での職場環境の激変でした。
日々の感染対策、家族対応、クレーム処理…。
緊張と不安が蓄積し、ある日突然、職場で激しい動悸と息苦しさに襲われました。

「このまま倒れるんじゃないか」と思うほどのパニック発作。
それ以来、施設に向かうだけで体が強張るようになり、医師からパニック障害と診断されました。

何より辛かったのは、「自分はこの仕事に向いていないんじゃないか」と自分を責め続けたことです。

ハートのコンパスを活用した感想

そんな中、同僚の勧めで参加したのが【ハートのコンパス】のコミュニケーションプログラムでした。
最初は、「自分が悪いんだから変わらなきゃ」という気持ちで受講しました。

でも、プログラムを通して気づいたのは、
「私はずっと、相手に合わせすぎて、自分の心を後回しにしてきた」という事実でした。

ハートのコンパスでは、伝え方・受け取り方を練習しながら、
「相手のために自分を犠牲にしすぎない」コミュニケーションを学ぶことができました。

特に「ネガティブな感情を穏やかに伝える練習」は、
過剰なストレスを溜めずに関係性を築く上で、大きな支えになりました。

これからの将来に向けて

今は、少しずつ「自分のペースを大切にしながら働く」準備を進めています。
復職するか、より負担の少ない介護分野へ転職するか、慎重に考えているところです。

以前の私は、「何があっても利用者さん優先」が当たり前でした。
でもこれからは、「自分を守ること」も同じくらい大切にしていきたい。

ハートのコンパスで学んだ「心を置き去りにしない対話」を武器に、
無理のない働き方を探していこうと思っています。

同じ境遇の方へのメッセージ

介護の仕事にやりがいを感じながら、
「でも、もう限界かもしれない」と感じているあなたへ。

あなたは弱いわけでも、甘えているわけでもありません。
誰よりも優しく、誰よりも責任感を持って、人と向き合ってきたからこそ、心が悲鳴を上げたんです。

ハートのコンパスは、そんなあなたに「頑張り方を変える」という選択肢を教えてくれます。
無理に耐え続ける必要はありません。
あなたの優しさも努力も、もっと大切にできる未来が、きっとあります。

どうか、自分自身を守る勇気を持ってください。
あなたの人生は、まだこれからです。


「ハートのコンパス」は、こころの病気に向き合うメンタルヘルスケア特化型サービスです。 無料相談も実施しておりますので、お気軽にご連絡ください。 下記より公式LINEを登録の上、メッセージください。

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